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周回遅れのHugo賛美 [オーディオ]

ポタ界隈がMojoで大盛り上がりを見せてるときに、今更ながらのHugoについて一くさり書いておきたい。

まずは、1つ前の記事の末尾で書いた、ワタシが感心した2つの特徴とは何なのかから書こう。
1つは音の密度がミッチリ詰まっていることで、これはややもすると音離れのよさと相反するのだが、両方とも十二分で満足させる水準であることが凄い。
もう1つは、Dレンジの広さで、特に小音量方向へのリニアリティは他機で聴いたことがないほど。
小音量でのリニアリティがよいとゆーことは、小音量であっても音が団子状にならずフツーに聴き取れるとゆーことで、音量を控えるべき場面も多いポタ環境ではとてもありがたい性能。

この2つの特徴は、HugoとPM-3だから出てきたことなのか?
検証のために、金曜はiPod+Hugo+Lyraで聴いてみた。
①音の密度と音離れの両立、②小音量方向へのリニアリティのよさはイヤホンでも聴き取ることができた。
これはHugoのもたらしたものと判断してよいのだらう。

さて、ワタシがHugoを購入したのは遅い。
2014年春に発売されたときは価格の面で見送ったが、それから1年数か月を経て、2015年7月末にB級品を購入した。
B級品だからと言うわけではないが、購入直後からHugoの運用場面は少なかった。
その理由としては、
①過剰なほどの情報量をイヤホンでは処理しきれずに聞き苦しくなる印象があったこと(ヘッドフォンの時季まで先送り)
②(当時は)USBカメラアダプタの先端にmicroUSB変換プラグを付けてUSBケーブルは不使用って使い方をしてたのだが、それではiPodとの取回しが悪くてポタで使いにくいこと
③(上記②ともかぶるが)microUSB変換プラグはHugoのmicroUSB差込口との篏合が悪くて脱落しやすいこと
だった。
だが、世間の評判では、上記①~③みたいなハナシは聞かないからワタシの使い方が悪いのだらう。
そう考えて、先日、Hugo純正のキャリングケースを購入した。
音を出さないキャリングケースに1万円以上使うのには躊躇するところがあったが、Hugoをポタ環境で満足に使えないことを考えれば購入するしかないと言い聞かせて購入。
併せて、USBカメラアダプタにmicroUSB変換アダプタを付けるとゆー変則的な使い方を改めて、10数㎝の短いUSBケーブルを使うことにした。

こうした使いこなしの変更後の音は、上記のとおり素晴らしいもの。
7月末に購入した直後には思ってもみなかったほどの高水準。
これはなんなんだろ?
上記①の情報量がイヤホンで処理しきれないってのは、Lyraのエージングにより解決。
②と③の取回しやmicroUSB差込口との篏合の問題は、実は使いこないの問題だけではなかったよーな気がする。
キャリングケースのゴムベルトでiPodがしっかりホールドされていること、短いUSBケーブルを使ってしっかりとHugoのmicroUSB差込口に固定していること、この2つが音の面にも効いているんじゃないかと。
逆に言えば、DAPがフラフラ、それ以上にUSB接続が外れやすいなんて状態で、出音に何の影響もないと思うほうがおかしいんだろーな(と今になって思う)。

ポタ界隈に対して周回遅れのHugo賛美なんだけど、1つだけ文句を付けたいのは、3.5mmヘッドフォンジャックが彫り込みの中にあって、アングルプラグが差し込めないことだ。
Lyraの純正ケーブルはアングルプラグなので、Hugoには6.3mm口に変換プラグ(6.3mm→3.5mm)経由で差し込んだ。
変換プラグで聴感で分かるほどの劣化があるとは思えないし、6.3mm口でのほうが接続が安定しているかもしれんけど、なんか精神衛生上よろしくないねぇ。



先週の読書
翔田寛「真犯人」(小学館)読了。
誘拐事件当時・同事件時効間際・誘拐事件関連の殺人事件が起きた現在とゆー3つの時間軸、祖父と孫の二代にわたる捜査官。
こうした複数時間軸のミステリはどれも似たような感じになってしまうし、本作も似た構成の他の作品とのの類似性は思わなくもないけど、それを除くといかにも実直な警察小説らしい捜査描写なので大満足。

続いて、架空戦記(新書3冊分合本の文庫)読了。


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