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SR-71Aを聴いて思ったこと [オーディオ]

ニッケル水素電池006P用の充電器を調達。
セットで同電池(8.4v)も付いてた。
この電池はどんなもんだかとゆーことで、SR-71AからいつものPowerex(9.6v)を外して、入れてみた。
電圧が少々下がるので、どのくらい音が劣化するのか(劣化の程度がどれだけ小さいか)を聴くつもりでいた。
でも、Powerexよりも音が劣化してるところは聴き取れず。
9.6vにこだわんなくてもイイのかな。

で、PAW5000のラインアウトとSR-71Aの組合せなんだが、これがかなりよい音。
AUDEZEのSINEを鳴らすと、よい意味での音の緩みが加わって、SINEのスケール感が大きくなったよーに聴こえる。
とはいえ、SINEの密度感たっぷりの充実した音調が消えちゃうわけではなく、ほどよく調教ってところ。
そーゆー音の変化といえば、イヤホンではCampfireのLyra(初代)も同様。
神経質な音にならないための絶好の調味料がSR-71Aってことだ。

最近のポタでは、DACチップに何を使ってるのかばかりが喧伝されるけど、もう少しアナログ増幅のアンプについても見たほうがイイのにねぇ。
ハイクラスなDAP、DACとアンプの複合機、純粋なアナログ増幅のみのPHPA、いずれの場合にもアンプ部分はついて回る。
誤解を恐れずに言えば、DACのチップに何を使ってるのかってことよりも、アンプのほうが出音への影響は遥かに大きいはず。
以前はiPodからどーやってイイ音を出すのかとゆーのがポイントだったので、外付けのアンプをみんなが意識していた。
今はハイレゾがどーとか、電池のもちがいいとか悪いとか、そんなことにばかり注力されてる。
なんだかなぁと思ってしまう。

またMCカートリッジをオクで落札 [オーディオ]

オクでENTRE EC-30を落札。
昔むかし実際に使ってたカートリッジだ。
かなり好きな音のカートリッジだったけど、針折れ(カンチレバー折れ)になってしまった時にはENTRE社がなくなってしまい、廃棄しちゃった。
当時は針折れのカートリッジを直してくれるところなんてなかったのでね。

今回落としたEC-30は、見た目は結構年季が入ったものだったが、音は正常に出た。
ENTREはカートリッジとともに昇圧トランスでも有名だったので(某評論家(故人)はENTREに自分用のを特注したとか)、EC-30もトランスで鳴らすのが設計者の意図だったと思う。
しかし、ワタシはヘッドアンプでの増幅のほうがこのカートリッジの繊細さが活きると思っている。
今回もトランスではなくアンプ増幅で聴いた。

最初はプリアンプ(Counterpoint SA-5000)のMC入力で鳴らそうとした。
でも、このアンプも騙し騙し使ってるとゆーのが実情で、その時の機嫌次第で正常に機能しない。
その駄目なところは2つあって、MC入力で発振しちゃうこととバッファード出力がハムっちゃう。
必ず駄目ってわけじゃなく、ちゃんと鳴る日もあるんで始末に負えない。
今回もこの2箇所が駄目。
出力はバッファー噛ませない出力端子もあるので対処可能だが、MCカートリッジに大しては外部昇圧機器経由でMM入力を使うしかない。

とゆーわけでPioneerのヘッドアンプH-Z1を投入。
不思議なほどにSNがよくて、ハムノイズが全く出ないので、使っててストレスを感じずに済む。
EC-30との組合せでは、音の線が細いとゆーか、カリカリしたところもあった。
おそらくはアームの高さ、針圧をキッチリと詰めていけば、もっとよくなりそう。

昔使ってたカートリッジで入手したい物は残り1つで同じくENTREのEC-20。
買いたかったけど当時は見送ってしまったカートリッジはPioneer PC-70MC、YAMAHA MC-3。
さて生きてるうちにこの3本のカートリッジを入手することはできるのだらうか?

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