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iQubeとLyra [オーディオ]

脇腹に出来てた粉瘤が化膿して、ベルトに当たると痛い…
化膿止めの抗菌剤が遅くてつらい。
そのせいでちょっとイライラ気味。

さて、ここ1週間のポタで気づいたこと。
PAW5000+SR-71A+SINEが大変よかったので、アナログ接続のPHPAを再評価。
ちょっとiFIのnano iCanが安いのにイイ音がする予感がして気になってる。
DAP側でDACを奢った構成になってるんならPHPA側にディジタル関係を積まないほうがイイんじゃないのかとゆー感じだな。

そーゆーことで、上記組合せのSR-71AをiQubeに代えてみたんだが、これはあまりよくない。
低音がスカスカになってしまう。
ゲインは足りてるけど、ティンパニーとか大太鼓がスカスカに聴こえる。
iQubeはディジタルアンプかなんかよく分かってないけど、電源周りが効率化されている。
それが原因かねぇ。
SR-71Aは電池がすぐ減る大食いの古典的アナログアンプ。
SINEみたいな重たい振動板を動かすのにはアナログアンプのほうがイイのかね。
理屈はわからないけど経験則としてはそんな感じ。

今度はPAW5000+iQubeを固定して、ヘッドフォンからイヤホンに交換。
まぁ、いろいろ試す前に、自分が好きな(=よく使ってる=素性がわかってる)機種で聴いた。
CampfireのLyra(初代)だ。
SINEのときのような低音のスカスカ感は皆無。
むしろ気持ちのよくブーストした低音だ。
ダイナミック型らしい音の連担性を保ったまま音場が拡大し、ブースト気味の低音でも中高音をマスキングしない抜けのよさ。
まぁ、このワイドレンジ丸出しのLyraも好きだが、こればっかりだと疲れそう。
Cayin N5直刺しで鳴らした小じんまりとした、まとまりのあるLyraで時々中和するけどさ。

次はCDMを使いたい。
iPodとディジタル接続し、iPodとCDMを重ねるとiPodが熱暴走で止まっちゃう。
そーゆー経験をしたんで、長めのmini-miniケーブルでアナログ接続をし、かつ、PAW5000はCDMと重ねずに分離して使ってみようかな。

SR-71Aを聴いて思ったこと [オーディオ]

ニッケル水素電池006P用の充電器を調達。
セットで同電池(8.4v)も付いてた。
この電池はどんなもんだかとゆーことで、SR-71AからいつものPowerex(9.6v)を外して、入れてみた。
電圧が少々下がるので、どのくらい音が劣化するのか(劣化の程度がどれだけ小さいか)を聴くつもりでいた。
でも、Powerexよりも音が劣化してるところは聴き取れず。
9.6vにこだわんなくてもイイのかな。

で、PAW5000のラインアウトとSR-71Aの組合せなんだが、これがかなりよい音。
AUDEZEのSINEを鳴らすと、よい意味での音の緩みが加わって、SINEのスケール感が大きくなったよーに聴こえる。
とはいえ、SINEの密度感たっぷりの充実した音調が消えちゃうわけではなく、ほどよく調教ってところ。
そーゆー音の変化といえば、イヤホンではCampfireのLyra(初代)も同様。
神経質な音にならないための絶好の調味料がSR-71Aってことだ。

最近のポタでは、DACチップに何を使ってるのかばかりが喧伝されるけど、もう少しアナログ増幅のアンプについても見たほうがイイのにねぇ。
ハイクラスなDAP、DACとアンプの複合機、純粋なアナログ増幅のみのPHPA、いずれの場合にもアンプ部分はついて回る。
誤解を恐れずに言えば、DACのチップに何を使ってるのかってことよりも、アンプのほうが出音への影響は遥かに大きいはず。
以前はiPodからどーやってイイ音を出すのかとゆーのがポイントだったので、外付けのアンプをみんなが意識していた。
今はハイレゾがどーとか、電池のもちがいいとか悪いとか、そんなことにばかり注力されてる。
なんだかなぁと思ってしまう。

またMCカートリッジをオクで落札 [オーディオ]

オクでENTRE EC-30を落札。
昔むかし実際に使ってたカートリッジだ。
かなり好きな音のカートリッジだったけど、針折れ(カンチレバー折れ)になってしまった時にはENTRE社がなくなってしまい、廃棄しちゃった。
当時は針折れのカートリッジを直してくれるところなんてなかったのでね。

今回落としたEC-30は、見た目は結構年季が入ったものだったが、音は正常に出た。
ENTREはカートリッジとともに昇圧トランスでも有名だったので(某評論家(故人)はENTREに自分用のを特注したとか)、EC-30もトランスで鳴らすのが設計者の意図だったと思う。
しかし、ワタシはヘッドアンプでの増幅のほうがこのカートリッジの繊細さが活きると思っている。
今回もトランスではなくアンプ増幅で聴いた。

最初はプリアンプ(Counterpoint SA-5000)のMC入力で鳴らそうとした。
でも、このアンプも騙し騙し使ってるとゆーのが実情で、その時の機嫌次第で正常に機能しない。
その駄目なところは2つあって、MC入力で発振しちゃうこととバッファード出力がハムっちゃう。
必ず駄目ってわけじゃなく、ちゃんと鳴る日もあるんで始末に負えない。
今回もこの2箇所が駄目。
出力はバッファー噛ませない出力端子もあるので対処可能だが、MCカートリッジに大しては外部昇圧機器経由でMM入力を使うしかない。

とゆーわけでPioneerのヘッドアンプH-Z1を投入。
不思議なほどにSNがよくて、ハムノイズが全く出ないので、使っててストレスを感じずに済む。
EC-30との組合せでは、音の線が細いとゆーか、カリカリしたところもあった。
おそらくはアームの高さ、針圧をキッチリと詰めていけば、もっとよくなりそう。

昔使ってたカートリッジで入手したい物は残り1つで同じくENTREのEC-20。
買いたかったけど当時は見送ってしまったカートリッジはPioneer PC-70MC、YAMAHA MC-3。
さて生きてるうちにこの3本のカートリッジを入手することはできるのだらうか?

NightOwlを鳴らす使用環境の続き [オーディオ]

送出しをPAW5000のラインアウトに変更。
N5じゃダメってほどではないが、N5では充電池の残量が40%を切ると音が鈍くなる。
安定性の面ではPAW5000のほうがよさそうだ。
PAW5000のラインアウトはN5よりも小出力なので、CDMと組ませるのは不向きだが、P5Falconとの組合せはOK。

1つ前の記事で予告したよーに、P5からニッケル水素電池(9.6V)を取り外して、専用パワーサプライ(15V)とつなぐ。
カタログスペックを見てもパワーサプライ使用時には出力がアップするので、Dレンジの拡大が期待される。
で、実際に聴いてみると、大音量方向にDレンジが拡大するのではなく、小音量方向にリニアリティが改善したのが面白い。
音調としても低音の沈み込みが増す。
こーした音の変化はNightOwlで聴いた場合だけではなく、ESW9LTDでも聴き取れたので、普遍性のあることだらう。
ま、問題があるとしたら、PAW5000(ラインアウト)+P5(パワーサプライ使用)+NightOwlで聴くと、刺激感がない自然な音調のままで、低音の沈み込み・小音量方向にリニアリティの優れたDレンジが確保されてるおかげで、聴いてて楽しすぎて、なかなか聴くのを止められないこと。
今もブーレーズのマーラー交響曲6番を聴きながら書いてる。

番外編でNightOwlとの組合せがよかったものをもう1つ。
PCのUSBと接続するDAC兼PHPAのCentrance DACport。
24/96までの対応で今やレガシーというべきスペックだし、USB接続しか使えないバスパワー機で組合せがPCに限定されるしで、まぁオマケ程度に試してみた。
でも、イイ音なんだわ、これが。
ソースによっては高音が刺激的になるかなって場合もあったものの、それは極めて限られたソースでのこと。
たいていのソースでは十二分に満足。
とは言え、DACportもガタがきていて、DACport側のUSB(mini)がゆるゆるで接続が不安定だったり、ボリュームもガリが出ている。
コイツの後継機DACportHDか、バッテリー内蔵のDACportableを検討してみるかねぇ。
後者ならWindowsのタブレットと組ませてポタ使用もできるし。

NightOwl CarbonはNightHawkを上回る傑作機! [オーディオ]

先週、AudioQuestのNightOwl Carbonが来た。
実は早々に予約していたのだが、販売店の手違いでワタシのとこに送り損ねてたらしい。
こちらも風邪・扁桃炎・喘息で臥せってたんで、リリース日に納品されても聴けなかったであろうから、問題なし。
販売店のチョンボなんで、相応のオマケもしてもらったから、なおさら。

で、まぁ、聴いてみたんだが、手持ちのNightHawk(初代)と同じ路線で正常進化版だったんで、非常によかった。
NightHawkは嫌なクセがなくて、高水準かつ聴きやすい音だったが、少々の気になるところもあった。
それはエコー感のよーな付帯音がNightHawkにはあった。
楽音にない夾雑物が混じっているわけではなく、音の減衰が緩やかなためエコーっぽく聴こえるのかなと感じてた。
それがNightOwlでは適正な水準での減衰になったのであろうか、エコーによる音の滲みが解消されている。
聴きやすい音調なんで、検聴用モニタ機とゆーよりは音楽鑑賞用であることには相違ない。
にも拘らず、クセのない音で、かつ、音の滲みが消えたNightOwlはモニタにも使えるかもしれないと思ってしまった。

その要因は色々考えられる。
筐体にCarbonが配合されて剛性が高まっていることもあるだろーし、付属ケーブルが変わったこともあるだろーと思う。
NightOwlのケーブルは、取り回しがよいとはいえないものの、被覆がシッカリしている。
ヘッドフォン側のプラグが共通なんで、NightHawkにこのケーブルを付けてみると、少し音の滲みが減る(でも、NightOwlよりは滲んでいる)。
興味としてはNightHawk Carbonはどうなんだろーなと思うけれど、流石にその興味だけでNightXXXシリーズ3本をコレクションするほどのお大尽じゃないんで、ケーブル要素とCarbon配合要素のどちらが強いのかは分からんが…

NightHawkがセミオープン、NightOwlが密閉とゆータイプの違いは、あまり大きくないよーに思えた。
NightHawkのセミオープンは実のところ密閉よりのキャラクタである、セミ密閉と言った方がよいんじゃないかと感じている。
一方、NightOwlは密閉型だが、上手にベントされているのであろうか、密閉型特有の籠もり感が少ない。
結果として、密閉っぽいセミオープン(NightHawk)と籠もりの少ない密閉(NightOwl)は似たよーな鳴り方をしており、タイプにによる差は小さいとゆーことなんだらう。

こうした好ましい音調のNightOwlだが、その遮音性は問題なさそーだけど、筐体がでかいので、ポタに使うにはためらいがある。
まぁ、常識的に考えて屋内用だよね。

とゆー基本的な性質を踏まえて、NightOwlをどんな機材で鳴らすか?
実は事情があって据置機は全部結線を外しちゃってるんで、DAP単体又はDAP+PHPAで聴かざるをえない。
まずDAPはイチバン聴き慣れているN5に固定。
PHPAはiQube(初代)、P5FALCON、CDM、The Portaphile627(初代)を用意した。
スケール感のある音楽鑑賞ならiQube。
低音をナチュラルにブーストさせるならPortaphile627。
意外と印象が薄かったのはCDM。
で、本命はP5だ。
滲みのないNightOwlを剛直な音調のP5で鳴らすと、このソースにはこんな音が含まれてたのかとゆー発見が多々聴き取れて感涙モノ。
国内ではあまり出回っていないiBasso P5なんで、NightOwlと組み合わせて聴かれることは少ないだろーけど、ホントに背筋がブルっと来るよーな出音だった。
ちなみにN5単体でも音量に不足はないが、やっぱりPHPA噛ませた音と比べちゃうと、輪郭の甘さを意識してしまう。

今回はP5を充電池で聴いたけれど、どーせ屋内用として割り切るなら、専用パワーサプライ使いたいところ。
次の休日には試さないと。

久々のPRO700MK2ANV [オーディオ]

暫く使ってなかったATH-PRO700MK2ANVを引っ張り出してみたら、イヤパッドがボロボロ。
使用頻度は高くなかったのに、少々の皮脂+経年劣化でそこまでボロボロになるのかってくらいに。
こーゆー周年モデルの製造中止は早いけど、ありがたいことに補修用パーツはちゃんとしているのは国内メイカーだからかな。
ヨドで在庫があったから早速取寄せ。

到着したパッドを付けて聴いてみると、新品のときよりも装着感がよい。
これは交換用パッドが輸送用の紙箱に入れられた段階で結構つぶされてたのが幸いしてるのかな。
とゆーのもこのヘッドフォンの側圧がめちゃくちゃ強いのでパッドの厚みが薄くなっただけでも違うんだらう。

久々に聴くと、まぁ、これが典型的な密閉型の音。
高音は耳に刺さるって感じ寸前だが、ギリギリ踏みとどまっている。
そんくらい強い高音は、強めの低音や密閉型特有の籠もりと丁度バランスする。
このドンシャリかつメリハリ型の音は、室内ではクドい聴こえ方だが、ポタでは聴き取りやすい音になる。
あすにでも使いたいところだが、金色部分が派手なんで少々躊躇。
と言っても、50過ぎのオッサンがアタマに何を付けてても誰も見ちゃいねぇよって説もあるんで、気にすることもないか……

Lyraをクリスタルチップに交換 [オーディオ]

ユニバーサルタイプのイヤホンでイチバンのお気に入りはCampfireのLyra。
ワタシは耳孔の大きさ・形状のせいでデフォのイヤチップでは合わないことが多い。
しかし、Lyraについては、付属の黒いフォームチップのMサイズで耳への収まり、音質ともに良好な結果が得られた。
コンプライにすると妙に密閉度が高すぎて圧迫感があり、適度に密閉されない感じの黒いフォームチップがよい。
ただ、問題は耐久性が弱く、コンプライよりも早くボロボロになってしまう。
最初の付属チップ、Jupiter付属の黒チップ流用、Lyra修理品(新品交換)での付属チップと3つ使ってきたが、この最後のチップも内側がボロボロになってきた。

Campfireのイヤチップは輸入元のMixWaveのオンラインショップで入手できる。
しかし、肝心のMサイズはずーーーっと品切れのまま。
Mしか使わないと分かっていてS・M・Lのセットを買うのもアホらしい。
とは言え、コンプライがLyraにはシックリこないのは前述のとおり。

困っているところ、12月にニュースが。
完実が1月からCrystalline Audioのクリスタルチップと称するフォームチップの取扱いを開始するという。
画像で見るとCampfireのフォームチップと似ているよーな感じだ。
この手のハナシは測定して分かるもんじゃないので、試してみるしかない。
そう思ってMコアMサイズのクリスタルチップを発売日(1月27日)に購入。

結果としては、まずまず。
純正チップとコンプライの中間とゆーか、ど真ん中より純正寄りとゆー感じ。
自分の先入観に囚われてるのかもしれないが、これはアタリだったと思う。

耐久性の方は使い続けないと分からない。
しかし、3ペアのものを購入したので当分は大丈夫だろーし、そのうちにCampfireの純正Mサイズチップも入荷するだろーと楽観視。

ポタ用ヘッドフォンのバランス対応 [オーディオ]

1つ前の記事に書いたとおり、HD25-13はHD25-1に生まれ変わった。
同記事にも書いたとおり、ORBリケーブルで2.5mmバランス接続に対応している。
ちょうどいい機会なので、手持ちのオーバーヘッドのポタ用ヘッドフォンのバランス対応をメモしておく。

①HD25-1(ORBリケーブルで2.5mmバランス接続)
②PM-3(OPPOの純正オプションケーブルで2.5mmバランス接続)
③AH-MM400(楕円のケーブル差込口を真円に拡張してビスパのMDR-1A用ケーブルで2.5mmバランス接続)
④MXH-MD5000(NOBUNAGAのMDR-1A用ケーブルで2.5mmバランス接続)
⑤Edition8(3pinXLR✗2に端子を付け替えてバランス接続(ポタとしてはHiFi-M8))
⑥ATH-ESW10(3.5mmTRS✗2に端子を付け替えてバランス接続(PONOで運用))

①のケーブルはヘッドフォン側プラグがSENNHEISER専用、⑤と⑥はケーブル交換できないタイプのヘッドフォン。
紛らわしいのは②〜④だ。
③と④のケーブルはヘッドフォン側の3.5mmTRRSプラグのピンアサインが同じ。
しかし、プラグカバーの形状のためにMM400には③のケーブルしか使えない(MD5000は③・④のケーブルともに使える)。
②のケーブルもヘッドフォン側が3.5mmTRRSだが、③・④とピンアサインが違うのでPM-3にしか使えない。

上記のとおり、選択の余地があるのは、MD5000に③のビスパケーブルを使うか、④のNOBUNAGAケーブルを使うかということ。
聴いたところ、透明性が高くて、かつ、高音が刺さらず、低音もシッカリしているのでMD5000には④を選択した。
なお、③のケーブルは透明性よりも音の温度感が暖かなところがMM400(のウッドカップに対する印象?先入観?)にマッチしている。

まぁ、なんでもバランスにすればイイってもんじゃないけど。

HD25-13Ⅱがお釈迦に。そして…… [オーディオ]

ORBリケーブルで2.5mmTRRSによるバランス化のおかげで絶好調だったHD25-13Ⅱだが、片CHから音が出なくなった。
トラブルシューティングの常道として、
①他のDAP、PHPAで音出し:ダメ

②ケーブルのヘッドフォン側プラグを左右逆にしてみる:同じユニットから音が出ない
という過程を経て、ケーブルの断線ではないことを確認。
まぁ、カプセルのコイルが切れたのかなと推測。
カプセル交換待ったなしだな。

まぁ、SENNHEISERならユニット(同社ではカプセルと称する)が補修用パーツとして入手できるはずとたかをくくった。
ところが、HD25-1(70Ω)のカプセルは国内のショップで取寄せができそうなのに、HD25-13(600Ω)は見当たらない。
う〜ん、困った。
海外のショップでは入手できそうだけど、手間と送料を考えると二の足を踏む。
中古のHD25-13Ⅱの出物を待つとしても、この600Ωタイプって中古市場では見かけないし……

開き直って、どーせポタでの使用が多いのだから600Ωにこだわることもないかと方針変更。
HD25-1の70Ωタイプのカプセルなら入手可能なんだから、無事な方のカプセルともども両chとも交換しちゃおう。
てなわけで、最も価格が安かった音屋へ70Ωのカプセルを2つ注文。
ヘッドベルトへの取付箇所が左右で違う。
ただ、カプセル2つ注文して同じのが2つ来ちゃったらどーしよーかなと思ったが、面倒なんで特に注記せずに2つ注文。
結果としては、ちゃんと左右1つずつのペアで納品された(音屋エライ!)

かような経緯でHD25-13はHD25-1に化けましたとさ。

600Ωタイプから70Ωタイプに変わって、音も変わったかと言えば、それほどでもなかった。
600Ωが片chお釈迦になってるんで、両者を直接比較することはできないが、記憶の中の音との比較で言えば、ポタ環境で鳴らしている限りにおいてほとんど違いはない感じ。
強いて言えば、70Ωは少し音の輪郭が甘いかなと思わんでもないが、気のせいだろって言われりゃ、そうかもなぁと肯んじてしまいそう。

iSINE20使い始め [オーディオ]

iSINE20を発売日に購入したものの、風邪がぶり返して、再び体調を崩してしまい、まだ10時間くらいしか鳴らせていない。
とゆーことで、ほぼ卸したて同然での印象をメモ。

まずは、装着感とゆーか装着方法について。
付属のイヤチップがワタシの耳に合わない。
大きい方のサイズにしても変な隙間が出来てしまう。
Lightning接続用ケーブルが重たいので、ただ耳に突っ込んだだけでは脱落しちゃう。
かといってイヤクリップを使うと痛い。
う〜ん、困った。
音出し以前の問題で足踏み状態。

ダメ元でサードパーティのイヤチップを使ってみることにした。
余ってるチップで耳孔への収まりがよさそーなのは、コンプライのTs400。
iSINE20のステムが相当太いので400番でも入るかどうか危なっかしいところがあったが、何とか入れられた。
気をつけないとステムを破壊してしまいそーな感じなんでイヤチップ交換時にはかなり注意深くやらんといけんけど。
コンプライを付けたら、イヤクリップを使わなくても耳から脱落しなくなった。
耳孔への収まりもバッチリで、変な隙間ももうない。

で、音出し。
デフォの音とゆーことでLightning接続で聴いてみた。
オーバーヘッドのSINEではLightning接続時の音量がClassicを聴くには小さすぎて使わず仕舞いだったから、少々不安。
だが、iSINE20では十分な音量が取れた。
しばらくはこのままLightning接続で聴いてみることにしよう。

第一印象としては「よい意味でも悪い意味でも特徴のない音」ってこと。
帯域バランスとしては高い方も低い方も可聴帯域内でだら下がりのロールが早めにはじまってる。
音場はチョイ聴きしたところでは左右間隔が狭い。
高音ダラ下がりであることも左右間隔の狭さの原因かもしれないなぁと思ってしまう。
まぁ、ザックリと何の音に例えれられるかというと、往年のダイヤトーンのモニタ機(ラウドスピーカー)である2S-305を思い出す音だ。

Dレンジはどうか。
聴感上のSN比がよいおかげで、小音量方向にはリニアに音量が落ちていき良好。
一方、大音量方向には一定のところで頭打ち感がある。
大きくない音量で使えばDレンジを稼げるということか。
このあたりは全然エージングしていない状態のSTAXに似ている(最近のSTAXはそうでもないかもしれんが、かつてはそーゆー傾向だった)。
そのせいなのか楽音別にビミョーに得手不得手がある。
弦については幽き表現も上手にこなして極めて良好。
管とVocalは中庸。
問題はピアノや打楽器のパルシヴな音で、上記の頭打ち感がモロに出てくる。
かつてのSTAXと同様のエージング経緯を辿ってくれれば、この頭打ち感が取れてくれるはずだが……

最後に音漏れについて。
セミオープンとゆーことになってるが、基本的にはオープンエア同様と思ったほうがよいよーだ。
通勤車中は勿論、静かな環境の喫茶店でも苦情が来る可能性は残る。
屋内か、(聴きながら歩いてても安全な場所で)散歩しながらとゆーことなら大丈夫。
新幹線のグランクラスのA列(1人掛け)なら大丈夫だろーから、コイツで聴きながら贅沢な旅行なんてしてみたいね

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