SSブログ

MH334、復活! [オーディオ]

木曜に須山の銀座店でMH334修理上がり品を受領。
ケーブルが脱落してしまうほどに緩んだフェイスプレート(旧仕様)は現行仕様のものに交換。
左右で10,800円。
その前に入手していたケーブル006はフェイスプレートの不具合で実聴できないままだったので、このフェイスプレート交換により、ようやくMH334(006ケーブル付き)を聴くことができる。
珈琲ショップに入って、早速開梱し、CK4+E12DIYとつないで音出し開始。
聴くのはTHE PLAYERS LIVE。
まことに見事なほどにドンピシャな出音。
このアルバムでMH334の音決めをしたんじゃないかと、あり得ない想像するくらいに合ってた。
何がどうイイとか悪いとか言えないほどに、あるべきとおりに鳴ってくれる。
シングルエンドで接続する限りは006ケーブル固定でいいかなぁ。
リケーブルで悩むのは終焉でよさそうだ。

金曜は上流を替えて、C4+MH334。
CK4+E12DIYに比べると、音の勢いは控えめながら、音場を俯瞰するよーな聴こえ方で、Classicを聴くに最適。
ムラヴィンスキーのショスタコーヴィッチ交響曲5番やオフチニコフのチャイコフスキー「ロメオとジュリエット」では、333やLyraで聴くことのできる金管の咆哮に及ばず、そのことに着目すれば少しだけもの足りなさも感ずるけれど、実際のオケをナマで聴いたらMH334での音調のほうが近いよなぁと思う。
まぁ、333、Lyra、MH334でそれぞれが別の魅力を持ってることは、使い分けで愉しむって観点では結構なことだ。
それにしてもMH334の帯域バランスや音場の提示の仕方はとても整っていて、標準器だなぁと思う。


木曜の須山での受取のついでに晩飯。
MH334を修理に出した時はナイルでムルギランチを喰ったが、受取の時も同じでは芸がない。
久々の(何年ぶりか忘れるほどに久々の)一風堂で赤丸新味(バリカタ)と明太ごはん。
以前よりマー油の量が増えたよーだが、美味さは記憶にある味のとおり。
でも以前と違うこともあった。
客の半分が外国人だった!
だいたい1/4は白人・1/4はアジア系で、残り半分が日本人。
銀座とゆー土地柄なのか、一風堂の営業戦略の成果なのか、まぁ、時代は変わってきてるのね。

20年ぶりの炊飯器更新 [日常]

20年以上使ってきた炊飯器が今朝ご臨終。
朝飯を炊いてる途中でプッツリと止まってしまった。
釜の中には水分がだいぶ飛んでるけど、α化は全然進んでいない半生米が残っていた。
年齢のせいか、貧乏性なのか、米を捨てるのには抵抗があり、この半生米も手鍋にあけて水と味噌を加えて雑炊にして食した。
まぁ、不味かった。
自分で作った飯のうち「不味い」ほうの5本の指に入るのは必定ってほど不味かった。

で、近所のビックカメラへ新しい炊飯器を調達しに出かける。
朝のマズメシの反動で、高級炊飯器でも買ったろーかって気分だったのだが、店員に調べてもらうと在庫なし。
前の炊飯器が壊れてなけりゃ取寄せに要する数日間を我慢もできようが、今日は違う。
今晩使いたい。
とゆーことで、三菱の中級機(3合炊きで2万円台半ば)を購入。
20年前の炊飯器(パナ)も同価格帯だったと記憶する。
さて、同じ価格帯で20年の炊飯器の進歩はいかに?

今日は時間の都合でフツーの炊き方で「かため」を選択。
炊きあがって蓋を開けたときの香りは大変よい。
昔、実家(当時は大家族)でガス釜で炊きあがったときの香りを思い起こさせる。
ただ、喰った味は20年前の炊飯器での味と大きくは違わなかった。
「かため」だからね。
次回は時間がかかる炊き方(三菱では「芳醇炊き」と称する)で試してみよう。

(2015/09/03 07:55追記)
朝飯に炊いてから9時間半経過後の米飯を喰ったら、今回の新しい炊飯器のほうが美味かった。
コレって炊飯器としての性能なのか保温ジャーとしての性能なのか?

Lyraのための2つの組合せ [オーディオ]

Lyraの高音のクセ(中高域の高い方と高域の中間が凹んで聴こえた)が解消してからは、上流との相性も変化。
対応範囲が広がったので、こーゆー変化は歓迎。
ここ2日で見つかった組合せ(再評価した組合せ)は2つ。

まずは、iPod Touch6G(KaiserTone)+PHA-1(ディジタル接続)。
SONYのポタアン初代で、ハイレゾでも何でもない機種だが、音に演出的なお化粧をしていない素っ気なさがLyraと合っている。
実のところ、iPodとのディジタル接続はSU-AX7を本命視していて、Lyraの高音のクセがあったときには芳しくなかった組合せだが、クセ解消後はいけるんじゃないかと期待して聴いた。
でも、SU-AX7の中域以下が柔らかな音調であることや、高音の艶っぽさは、Lyraと合わず。
特に高音の艶っぽさはLyraのシャッキリ高音と重畳すると騒々しく聴こえてしまう。
で、同じディジタル接続で他のPHPAも試そうかとゆーことで、PHA-1。
ハイレゾ対応でもないし、SU-AX7のK2みたいな特徴的な機能もない。
とりたててワイドレンジとか独特な音場感みたいなもんもない。
正直期待してなかったPHA-1だが、その味付けのなさがLyraには合ってるよーで、その出音はとても心地よい。
聴き疲れのない音調だが、決してダルい音ではなく、音の出方の勢いがあるところも好ましい。
ただ、Hugoと比べてしまうと(比べることに無理があるが)、明らかに細かい音がネグられてしまってるよーな情報量の間引き感は否定出来ない。
そのせいだと思うが、PHA-1で聴く音場は左右方向、奥行方向ともに狭め。
PHA-1の音の勢いと相まって、音場を展開するとゆーよりは音像が突進してくる印象もある。
ま、情報量の間引き感や音場より音像重視のところも、通勤の車中で聴くとゆー環境ではネガティヴではないので、なかなか使い勝手はよさそう。

もう1つの組合せは、CK4+E12DIY(AD8620&BUF634)。
元々この組合せはとても好きだったんでLyraとの組合せもホントに楽しみにしていた。
ところが、卸し立てのLyra(高音のクセがありありと出ていた頃)との組合せは惨憺たるものだった(5つ前の記事参照)。
で、当該クセが解消したところで、満を持しての再評価。
この音を待ってたよと言いたくなる程の出音にニンマリする。
出音にクセがなく音に勢いがあるところは、PHA-1での出音と似ているかもしれないが、CK4+E12DIYでは音場の広がりが段違いによい。
まぁ、情報量についてはHugoに劣る(当然だ)が、Jazzやオケ曲を大きめの音で聴くのなら、CK4+E12DIYのほうが気持ちよく聴ける気がする。
金管の吹き抜けっぷりが気持ちよいのだ。
それにCK4もE12DIYも薄型なので、2台重ねても大きめのDAP単体を持ち運ぶのと変わらないのもよい。


昨日までの読書
「終戦のマグノリア」読了。
終戦工作をめぐる秘録を小説仕立てにした怪文書をめぐるミステリー。
この怪文書部分は面白かったのだが、なぜ怪文書を世に出そうとしたのかとゆーミステリー本体部分が弱いと感じた。
動機の切迫度が不足とゆーか、そんなもんのためにこんなややこしーことをやらかす意味が分からんとゆーか……

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。