SSブログ

Lyraの直刺しならCK4よりC3の勝ち [オーディオ]

MH334の連投が続いたんで、今日はLyra。
組合せは自分としての定番でCK4+Portaphile627+Lyra。
この組合せもホントに定番かと問われると、まぁ暫定1位みたいなもんかなぁ。
BAのスパンと突き出してくる低音と違って、面で押してくるよーな低音なのはLyraがダイナミック型だから。
そこにPortaphile627の押し出しの強さが加わると少々くどい。
Lyraのシャッキリとした高音とバランスをとる意味では、くどいかもって程の低音でよいのかもしれん。
と思いつつも、曲によってはチョイ過剰かなとも。

困ったことに通勤往路でPortaphile627の充電切れ。
昼休みはCK4直刺しでの運用。
Lyraの高音のクセが取れたんで直挿しでもそこそこイケるかと思ったが、聴いてみるとこれがなかなか酷い。
音が平板に潰れてしまう。
Jazzクワルテットのサックスは寝ぼける。
オケは立体感に乏しい音。
器楽曲(ソロ)ならどうだと思って聴いたVcもダメ。
CK4のLINE OUTはPHPAへの送り出しとしてアレだけ優秀なのにねぇ…
やっぱりLyraの上流を選ぶ傾向は残ってるんだなぁと実感。

通勤復路ではDAPを替えよう。
予備機として鞄の中に常備しているC3を起用。
以前聴いた印象どおりに、C3+Lyraの音はこじんまりしている。
F特は高音方向も低音方向も控えめだし、音場も小さい。
しかし、CK4直刺しに比べると音場の立体的なところはキチンと表現されてる。
C3のミニチュア的ながらも立体的な音の配置が出てるのを聴くと、なおのことCK4直刺しの残念感が強調される。
グーセンスのショスタコーヴィッチ交響曲9番は曲が軽妙なこともあって、C3+Lyraでのこじんまり感でも不満はまったく感じさせない。
もともとは24bit96KHzのハイレゾFLACだが、C3で再生できるよーに24bit48KHzのWAVに変換している。
ダウンコンバートの欠損を感じさせない出音だった。

あ、24bit48KHzでもJEITAの定義ではハイレゾか(笑)


今日の読書
梶永正史「警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角」(宝島社)に着手し、1/3まで。

古参のPHPAは未だ現役 [オーディオ]

MH334の修理が上がって以来、集中的に使用。
いろいろ組合せを替えながらだったんだが、その中で印象が強かったのはSR-71AとiQube(v1)。
どちらも7~8年前の古参兵だが、未だに現役だねぇ。

SR-71Aで鳴らすMH334は非常にゆったりとした音を出す。
音の細部まで漏らさずさらけ出すよーなのとは違うが、喫茶店でくつろぎながら読書のお供にしたい。
このゆったりさ加減は面白い効果も出してくれる。
MH334はDAP・PHPAやソースによって少し高音の伸びが一息足りなく聴こえることがあるのだが、SR-71Aの特定の帯域のみ張り出すよーなところのない鳴らし方では高音がスッキリ聴こえる。

一方、iQubeでは全帯域にわたって勢いのある音で、しかも、音調はシャッキリ。
SR-71Aとは対照的な音。
これでMH334に芯が入って、高音の吹き抜けもハッキリ聴き取れる。
聴感上のワイドレンジ感はiQubeがイチバンなのかもしれんわ。
まぁ、音が積極的すぎて読書のお供にはなりにくいかな。
集中してのリスニング用。

この記事はMH334の鳴らし方について書いてるんだけど、古参兵も含めてアナログ接続型のPHPAの再評価をしてるのは、上流を選ぶLyraのおかげかなと思う。
手持ちの資産活用の契機となったとゆー意味でLyra様さまだなぁ。


最近の読書
堂場瞬一「十字の記憶」(角川書店)読了。
最近ミステリーを読んで「動機が弱い」と思うことが増えた。
堂場の語り口は上手だし、ハナシの展開も飽きさせないんだけど、本作にも「動機が弱い」とゆーところは否めない。
読み手のワタシの問題なのかなぁ…

口直しに架空戦記1本読了。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。